楽天カードの紹介|夫婦でも積立nisaを考えると口座も別に | ろわぶろぐ

楽天カードの紹介|夫婦でも積立nisaを考えると口座も別に

楽天カード

夫婦で楽天カードをもう一枚追加で持とうとしたとき、

楽天カードを持っていない方の名義で楽天カードを作る
楽天カードを持っていない方の名義で家族カードを作る

というパターンで、悩んでいる人も多いかと思います。

単純に選ぶ場合は、利用範囲が街のお買い物、楽天市場などのネットで日常品を買うなど
通常必要と認められる生活費に収まる場合は、手軽に発行できる家族カード。

利用範囲が、積立nisa、ふるさと納税など、通常必要と認められない生活費に使う場合は、
新しく楽天カードを作ることをおすすめします。

「通常必要と認められない生活費」というあまり聞き慣れない言い回しをしましたが、

「楽天カードクレジット決済」についてよくあるご質問
Q 利用できるカード・利用できないカードについて教えてください。
A 楽天カードクレジット決済は楽天カード限定のサービスです。
ただし、楽天証券口座、楽天カードの名義が同一でない場合、ご利用をお断りしています。

Q 家族カードは利用できますか?
A 家族カードでのご利用はできません。家族カードをご利用されると、贈与とみなされ納税が必要となる場合があります。

引用 楽天証券 楽天カードクレジット決済

楽天証券の公式サイトにあるように、家族カードの使い方によっては、
夫婦でも贈与とみなされ納税が必要となる場合があります。

本記事では、最終的にどちらのパターンでも、楽天カードを持っていない方の名義で
楽天カードを作ることをおすすめします。

その理由を「楽天カードクレジット決済」に家族カードを利用すると、
贈与とみなされ納税が必要となる場合がどのような場合を指しているのかと
家族カードの特徴を踏まえて説明します。

贈与とみなされ納税が必要となる場合について
楽天カードの家族カードの特徴

夫婦の間で贈与税がかからないもの

楽天カードの家族カードの特徴の前に、贈与税についてみていきます。
普段の生活の中で、夫婦の間でお金のやりとりをしていると思いますが、
そのお金のやりとりの中に贈与税がかかるものと、贈与税がかからないものが
あることはご存知でしょうか?

(贈与税の非課税財産)
第二十一条の三 次に掲げる財産の価額は、贈与税の課税価格に算入しない。
一 法人からの贈与により取得した財産
二 扶養義務者相互間において生活費又は教育費に充てるためにした贈与により取得した財産のうち通常必要と認められるもの
(以下略)
出典:e-Govポータル

ここで最初に書いた、「通常必要と認められない生活費」の言い回しの元にもなりました
贈与税の非課税財産について決まりがある、相続税法から一部抜き出しました。

相続税法第二十一条の三に、扶養義務者相互間において生活費又は教育費に充てるために
した贈与により取得した財産のうち通常必要と認められるものについては、
贈与税がかからないとされています。

扶養義務者は配偶者、直系血族、兄弟姉妹、家庭裁判所の審判を受けて扶養義務者となった
3親等内の親族を言います。共働きの夫婦の場合は、年収が多い人が扶養義務者となります。

夫婦の間で贈与税がかかるもの

夫婦の間で贈与税がかかるものとしては、「通常必要と認められない生活費」になります。

楽天証券の「楽天クレジットカード決済」についてよくあるご質問にある
家族カードをご利用されると、贈与とみなされ納税が必要となる場合があるというのは、
積立nisaなどの投資が「通常必要と認められない生活費」にあたるためです。

ただし、1年間に110万円以下の贈与の場合は、夫婦の間の贈与税がかかるものでも、
暦年贈与制度により贈与税がかかりません。

楽天カードの家族カードで、クレジット決済をする場合は積立nisaなどの積立可能金額が、
毎月5万円までとなっているため、最高でも60万円までとなります。

では、楽天カードの家族カードで、積立nisaなどの投資に使ってもいいかと言われると
普通の生活の中で、贈与とみなされるようなお金のやりとりをしていなければ、
使ってもいいという答えになります。

もう少し具体的に話をすると、高級な車、宝石などのプレゼント
使用目的がはっきりしていない預貯金の移動も贈与とみなされ合算されますので、
夫婦の間でそのようなお金の動きが、1年間に110万円以下の場合は非課税となります。

贈与税の調査は、住宅購入時、相続税を受け取るときなど大きくお金が動くときに
調査されることが多いので、後から発覚して延滞税など思わぬ大きな出費になります。

もっと詳しく知りたいかたは、贈与税については調べた際に参考にしました、
税理士ドットコムにいろいろなQ&Aがありましたので、参考になると思います。

楽天カードの家族カードの特徴

楽天カードの家族カードの基本情報

対象者:18歳以上の18歳以上の生計をともにする配偶者・両親・子供に限ります
(内縁の相手方・同性パートナー含む)

年会費:永年無料 楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード会員様のみ550円(税込み)

ご利用可能額:本カード会員様のご利用可能枠以内

デザイン・ブランド:本カード会員様と同じ

発行可能枚数:本カード会員様のカード1枚につき2枚

サービス・保険:カード盗難保険、海外旅行保険

本カードと比べて受けられるサービスを使えない部分がありますが、
楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードを、年会費が550円で利用できます。

改めて見るとこれが楽天カードの家族カードの一番の特典かもしれません。

ご利用可能額は、本カード会員のご利用可能額と合算されるため
家族カードを作ることで、利用額が増える場合は注意が必要です。

デザイン・ブランドにつきましても、本カードと同じものになってしまうため、
その辺りを違うものにしたい人は、本カードを作る必要があります。

公式サイトが挙げる、楽天カードの家族カードの4つのメリット


引用 楽天カード

①家族カードのご利用分もポイントが貯まる

楽天カードを持っていない方の名義で楽天カードを作って利用しても
同じようにポイントが貯まるため、家族カードのメリットと呼べるのか疑問です。

入会時に貰えるキャンペーンのポイントは、
家族カードが楽天期間限定ポイント3,000ポイントに対して、
楽天カードが通常ポイント2,000ポイントと楽天期間限定ポイント3,000〜5,000ポイントと
大きな違いがあります。

②利用明細をいつでも確認可能

楽天カードを持っていない方の名義で楽天カードを作った場合でも
楽天カードの利用履歴の通知メールを設定しておけば、

夫婦で楽天カードの利用状況はお互いに確認できます。

③ご請求はまとめて口座振替

贈与税の説明をしましたが、積立nisaなどの投資など意識していない贈与と合算すると、
家族カードの名義と引き落とし口座の名義が別になるメリットは、
思わぬ形で贈与とみられる夫婦間のお金のやりとりになりかねないので、
利用目的を明確して利用できない場合は避けてください。

④ポイントは家族間でシェアできる

楽天カードを持っていない方の名義で楽天カードを作った場合と唯一無二の違いに
なるかと思いましたが、残念なことに楽天期間限定ポイントはシェアできません。

楽天経済圏を利用している中で重要になるのが、
多く貯まってしまう楽天期間限定ポイントの使い方になります。

その楽天期間限定ポイントをシェアができませんので、ほぼ使わない機能となります。

通常ポイントにつきましては、現金とほぼ同じ扱いなため、
シェアするまでもなく使い切れると思います。

まとめ

夫婦で楽天カードをもう一枚追加で持とうとしたとき、利用方法によっては、
贈与とみなされ納税が必要となる場合があることは、わかっていただけたと思います。

公式サイトに書かれている、楽天カードの家族カードのメリットについても、
特に魅力的なことはなかったと思います。

それらのことを踏まえて、夫婦で楽天カードをもう一枚追加で持とうとしたとき
について考えると楽天カードを持っていない方の名義で楽天カードを作る方がいいという
結論になったと思います。

今回の記事がためになったという人がいれば、こちらから楽天カードを作ってください。

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